oiTamaのブログ

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サイクリングで失敗した話

サイクリングは街の中でやる物です。山道を走るなんて考えられないですよね。勾配は無く水分補給を出来る場所も沢山あり生活圏内であれば新しい発見があります。自分は田舎出身で街に行くにも自転車で30分はかかるんですけど、それが当然になっていたのでマヌケにも片道32キロの場所に向かおうとしました。大体3時間かかります。まぁそんな感じで目的地に向かい始めたのですがその日は気候的にも安定していてサイクリングをするには絶好の日でした。走っていくうちに視界に入る看板で残りの距離を知りながら進んで行き少し疲れてきたところでセブンイレブンの横を通り過ぎました。少し休憩しても良かったのですが、往復で6時間以上かかるので時間的に断念。この選択がよくなかった非常に。セブンイレブンを通り過ぎた直後からお腹の中のブツが産声を上げました。よくあると思うのですが大丈夫だと思ってトイレある場所通り過ぎた直後にブツが頭角表し始める現象なんなんこれ?しかもその現象が起きるのだいたい車運転してる時だし簡単にUターンできないし、自分は自転車でしたが車がよく通る狭い道で簡単に引き返せない上に自分の選択が間違っていることを認めたくない変なプライドが出てきてしまってペダルをこぐ足が止まらない。トイレに流してしまえよそんなプライド。そんなこんなで、長く苦しい戦いが始まりました。

 

目的地(トイレ)まであと15キロ、もうサイクリングのことを考えられていない自分が居ました。だんだんと勾配がきつくなる山道、くそ痛い腹、そんなことつゆ知らず手を振ってくるロードバイカー達、流石に隣を悠々と走っていく車やバイクには殺意が芽生えました。ここが一番苦しかった、ちょうど片道の半分の地点で尚且つ残りの距離もほとんど山道で解放できる場所が見当たらない。泣いちゃうよこんなの、ベジータフリーザに対して抱いた絶望をも上回った。

 

目的地(トイレ)まであと10キロ、お腹痛いのを我慢していたら訪れる「あれ、なんか痛み引いたぞ」ゾーンに突入。しかし、刺激すると爆発しかねないので要注意。頭の中でもう人間の尊厳を捨てる覚悟を決めかねていました。トイレを貸してくれそうな可能性がある建物がちらちらありましたが、むしろここまでくるとペダルをこぐのをやめるとその拍子で流れ出てくるのではないかという恐怖で止まれない。止まりたくない。止まるんじゃねぇぞ…

 

目的地(トイレ)まであと5キロ、肛門括約筋の感覚がありません!なんということでしょう!自転車をこいで出た汗が染み「実はもう出てるのでは」という感覚に陥り、脳内お腹の中共にパニック。「もし、もう出てるんだったらまぁいいや」とか思いながら半分諦めモードで帰路の心配をするアホ(自分)。しかし、目的地までもう少し!人間の尊厳を守るべく根性でペダルをこぎ続ける。

 

・・・自分でも驚いたのですが、出るときって一瞬ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きちんとトイレでなぁ!!!!! ははぁ!!!!

漏らしたかと思ったかい!マヌケめ!!

 

実際、トイレに着いたときは感動しました。ホームセンターのトイレをお借りしたのですが、田舎のホームセンターてトイレが外にあるんですよね。そのことを着いた喜びで忘れてしまっていた自分は入店。もう少しでトイレ外にあるのにわざわざ中に入って来てブツを漏らすやべーやつになりかけたのはいい思い出。

皆さんは少しでもお腹に異変を感じたらその異変を取り除くようにしましょう。

人間の尊厳を守るために。

oiTamaのサイクリングで失敗した話でした。